任意整理の必要書類は?取得方法と書類集めのポイントを解説

2023.11.21 任意整理
任意整理の必要書類は?取得方法と書類集めのポイントを解説

任意整理は債権書と交渉をして和解を勧める手続きです。この任意整理の手続きを進めるにはいくつか必要な書類等があり、これがあると手続きがスムーズに進みます。

必要な書類の一覧や書類が用意できない場合の対処法なども紹介するので、任意整理の相談を考えている方は、事前にチェックしてください。

任意整理に必要な書類と取得方法

手続きを始める前に必要な書類

名称 内容
本人確認書類 運転免許証、マイナンバーカード、住所の記載のあるパスポートなどです。
専門家が本人確認をするのに必要なため、顔写真付きのものが望ましいです。
印鑑 委任契約を結ぶ際に必要です。
シャチハタ印でなければ認印で大丈夫です。
カード類

任意整理を行うクレジットカード、キャッシュカードです。
任整理を始めるとカードは使えなくなるため、専門家が預かり、裁断後にカード会社に返却または処分することになります。

なお、カードがなくても利用していたカード会社が分かっていれば任意整理は可能です。

 

手続きを進めながら用意する書類

続いて、手続きを進めながら用意していく書類の一覧です。

これら書類の一部が用意できなくても任意整理手続きは可能です。書類を用意できない場合の対処法を次の項で説明します。

名称

内容

債権者一覧表

借入先の一覧で、業者名、借入額などを記載した書類です。面談の内容を基に専門家が作成します。

借入時の契約書

業者から借入を始めた際の契約書です。

過去の利用明細

ATMを利用した際の明細書です。

業者からの郵送物

業者からの督促状などです。

収入証明書

直近数ヶ月分の給与明細などです。

預金通帳

預貯金を確認するための通帳です。

不動産登記簿

不動産を担保にしている場合は、法務局で不動産登記簿を取得してください。

生命保険証券

解約返戻金を担保としている場合は生命保険証券が必要です。

 

債務整理の必要書類が揃わないときの対処法

書類を用意できない、過去に取引をした業者が思い出せない、といった場合でもいくつか対処法があるのでご紹介します。

再発行を依頼する

用意すべき書類を紛失したとしても、再発行が可能なものであれば、業者等に連絡の上再発行をしてもらいましょう。

信用情報機関に情報開示を請求する

取引をした業者やどれくらい借入れたかが分からない場合は、信用情報機関に情報開示を請求しましょう。

信用情報機関とは、銀行や貸金業者から提供された情報を管理する機関で、次の3つの機関があります。

 

  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
  • 株式会社日本信用情報機構(JICC)
  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC)

 

わかる範囲で債務者一覧表を作成しておく

借入先や過去の取引金額等を詳しく覚えていなくても、分かる範囲で専門家に伝えてください。わずかな情報であっても、専門家の過去の経験をもとに借入先が判明することもあります。

ここで重要なのは、たとえ後ろめたいと感じたとしても、正しい情報を伝えてください。正確な情報でないと手続きが進まないことがあります

任意整理の必要書類を集めるときに知っておきたいポイント

家族や会社にバレないように準備する方法

任意整理を行うにあたって、借金のことを家族にばれたくない、という方は多くいます。

そのような場合、必要書類の収集はマインバーカードによりコンビニで取得することも可能です。

用意できる書類はできるだけ集めておく

専門家に渡す書類は、必要な限り集めておきましょう。専門家は渡された資料を基に手続きを進めていくので、資料が多ければ手続きはスムーズに進みます。

書類は和解条件に使えることも

書類が多くそろっていれば、業者との交渉をスムーズに進められることがあります。最終的な和解をより良い条件にするためにも、書類は必要となります。

まとめ

任意整理を進めるにあたって事前の準備は重要ですが、書類がそろっていなくても手続きが可能です。資料を紛失してしまったからと言って手続きを躊躇する必要はありませんので、お悩みであれば気軽にご相談ください。

この記事を監修したのは、

admin

寺島 能史

東京司法書士会
会員番号: 第6475号
認定番号: 第901173号